事業内容

NPO法人UCEEネットの事業概要

 八大学工学部長会議事業「平成15~19年度文部科学省特色ある大学教育支援プログラム"コアリッションによる工学教育の相乗的改革”」を継続させ、新グローバル化時代の科学技術社会を主導する人財の育成、知の交流に関わる拠点形成を実現することを意識し、産業界、大学、世代、地域を横断し、仲間内の交流から仲間を超えた人財の交流を促進すべく設置した特定非営利活動法人UCEEネットでは、2011年度までに東工大を中核に各種事業を試行し、広く展開が可能な今後の事業展開の『種』を生み出してきているところです。

 この『種』を広く効果的に展開する為、2012年度にて「産学連携組織としての組織見直し」を行ったことより、2012年度からは「八大学工学系連合会(以下“連合会”という)」が主催する博士学生交流フォーラムの支援 及びUCEEネット が独自に主催するCaféやSchool of Industryの継続実施を行っています。

 また2013年度は2012年度に選出された理事の任期最終年度(2年目)であり、今後展開する事業企画を具体的に実行するため理事会の下に運営委員会を設置して取り組み強化を行っています。さらには当法人の財務体質見直しを行うことで各事業の維持発展に向けた取り組みも行い、その一環としてUCEEネットの新たな事務所としてこれまで使用していた東京工業大学大岡山キャンパス内の一室から経済産業省からご紹介頂きました大田区産学連携施設へ移転し、産業界への一層の連携を深めてまいります。

特定非営利活動に係る事業

人財交流推進事業

1)八大学工学系連合会博士学生交流フォーラム

 八大学工学系連合会博士学生交流フォーラムにおいて、連合会からの依頼に基づき企画の主体となる学生委員への助言を行うとともに、産業界、大学教員が同フォーラムにUCEEネットからの支援活動として参加します。

2)UCEE Café

 UCEE Caféは、学生達が社会人や外国人留学生をゲストに迎え、普段の授業や研究の場では触れることのできないビジネスや異文化について、Café形式でディスカッションを行う学生自主企画によるプログラムです。2013年度のUCEE Caféについては、東京工業大学学生の企画に基づき、第13回から第17回まで5回が開催されました。多彩な企画で、いずれも参加者には好評でした。

3)UCEEnet School of Industry

 学生と産業界第一線で活躍する先輩とを繋ぎ、就職活動前に学生が考えるべき内容等に関する産学接続教育プログラムです。2013年度のSchool of Industryについては、UCEE Café実行委員学生の主体的な企画に基づき、6社の企業訪問を行いました。受入れ企業各社のご協力に感謝致しますと共に参加した学生達にとっても大変良い刺激となり参加者には好評でした。

UCEEシステム交流支援事業

 本登録者2千名超のUCEEシステムを管理運営しています。(平成27年3月に事業終了しました)

その他事業

フォーラム事業

 『若手研究者フォーラム』(連合会との連携)については、連合会として八大学工学系連合会博士学生交流フォーラムの成功を受け、実施する方向で検討しています。

 『21世紀の日本のビジョン・人財育成について学び合う会』(産官学勉強会)については、省庁の有志と当法人メンバーとで打合せを実施し、今後継続的に実施し課題解決に向けた具体的行動案を話し合ってまいります。

課題解決支援事業(コンサルティング)

 八大学工学系連合会全体との関係性や新たな事務所となった大田区の産学連携モデルも考慮して、進めてまいります。

 

イベント運営支援

  • UCEEネット正会員のノウハウを生かしイベントの支援事業を行っています。

実績例

  • 平成22年度博士学生異分野交流フォーラム(主催:東工大・東大博士学生異分野交流企画、基調講演:鳩山由紀夫氏。開催日:2010.6.5、場所:東工大西9号館講堂)の運営支援(委託)
  • The 2nd SCEJ Tokyo Young Researchers Workshop(主催:化学工学会関東支部学生会;開催日、2008.11.28;場所、東工大西9号館)への支援ボランティア派遣
  • The 1st SCEJ Tokyo Young Researchers Workshop(主催:化学工学会関東支部学生会、開催日:2008.11.15、場所:東工大西9号館)への支援ボランティア派遣

産業技術に関わるコンサルティング

  • 産業界が抱えている個々の課題に関し、UCEEネット正会員がコンサルティングに依り社会貢献します。

その他活動

八大学工学会連合会との連携

 本法人設立前の任意団体UCEEネットから継続する「博士学生交流フォーラム」の他、今後実施される方向の「若手研究者フォーラム」など、引き続きの連携を進めてまいります。

ホームページによる情報発信

  • 2012年度:ホームページコンテンツ管理システム導入
  • 2013年度:内容更新
  • 2014年度:クラウドサービスへの移行